印鑑(実印)を作成、購入するときに「アタリ」という言葉が出てきます。
おそらくほとんどの方が「アタリって何?」と言葉の意味を理解していないのではないでしょうか?
今回は印鑑(実印)の「アタリ」の解説と、その必要性について紹介したいと思います。
「アタリ」とは印鑑の上下を記す目印
「アタリ」とは印鑑の上下を記す目印(溝や突起物)のことで、印鑑の上方向を示すように付けられています。
「アタリ」を目印にすることで、印面を確認することなくまっすぐハンコを押すことができる働きがあります。
これら「アタリ」は標準で付けられている印鑑や、オーダーメイドによって付け加えることができる印鑑などあります。
必ずしも付けなければならないわけではありません。
必要か否かは「本人次第」と言うことですね。
「アタリ」の種類は?
アタリの種類
- 溝が彫られている
- 印刷されている
- 突起物が埋め込まれている
溝が彫られている
印鑑の側面に溝が彫られたタイプの「アタリ」です。
これは学生時代の卒業式に貰ったモノです。
当初、この溝の意味が分かりませんでしたが、後々その意味を理解した記憶があります。
印鑑自体に溝を掘っているので劣化によって目印が消えたり、取れたりする心配がありません。
印刷されている
印鑑の側面に目印が印刷されたタイプの「アタリ」です。
この印鑑は安物の三文判ですが、印刷が剥げかかっているのが分かると思います。
やはり印刷系のモノは使用頻度によっては取れてしまう可能性があるようです。
突起物が埋め込まれている
印鑑の側面に突起物が埋め込まれているタイプの「アタリ」です。
この印鑑は通販サイト「はんこプレミアム」でオーダーメイドで埋め込んでもらったジルコン石の「アタリ」です。
ちょっとしたアクセントとしてアイテム感覚で付けたいって方にはおススメです。
実際に注文した記事はこちら【購入体験】はんこプレミアムで実印を注文してみた!を参考にしてみて下さい。
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「アタリ」を活用してみる
実際に「アタリ」を活用してハンコを押してみたいと思います。
画像のように「アタリ」を上方向にして捺印してみます。
若干斜めってしまいましたが、「アタリ」としての機能を十分に発揮してくれました。
「アタリ」の必要性は?
「アタリ」を入れるか否かには賛否両論あります。
肯定派としては
- まっすぐ押したい
- 印面を確認するのが面倒
といった意見があります。
とくに重要な取引や契約に使われる「実印」に関して、印影はこの先もずっと残るため正しい向きで綺麗に押したいという意図があるようです。
また、1日にハンコを何十回、何百回も押す業務がある場合、「アタリ」は必須アイテムと言えます。
ハンコを押すたびに何回も印面を確認していたら、時間だけが掛かってしまい作業効率が悪くなってしまいますからね。
一方の否定派としては、
- そこまで必要性を感じない
- 押す前に一呼吸おくため
といった意見があります。
個人で実印を持つ場合、人生で実印を使う場面は数回程度しかありません。(個人による)
そのためだけに追加料金を支払ってまで、「アタリ」をつけるのもどうなのかといった考えがあります。
また、押す前に印面を確認することで「ホントに押しても良いのか?」と冷静に考える時間を持たせるためとの意図もあるようです。
これは街の印鑑専門店でオーダーメイドで彫ってもらった実印ですが、「アタリ」が入っていません。
多くの通販サイトでは「アタリ」を追加することが可能のですが、実店舗だと経営方針から「アタリ」を入れない店舗もあるようです。
その辺りはオーダーメイド時に確認してみるのも良いかもしれませんね。
個人的に「アタリ」を入れるも入れないも結局は「本人次第」だと思います。
個人の意見はそれぞれなので参考程度までに留めておくのが良いのかと思います。
「アタリ」追加可能な通販サイト
「アタリ」を追加可能な通販サイトを紹介したいと思います。
ハンコヤドットコム
ハンコヤドットコムでは43種類の中から「アタリ」を埋め込むことができます。
その豊富から自分好みのオリジナルの印鑑を作ることができます。
また、実際アタリを埋め込んだ場合、どのように見えるかシュミレーションによる閲覧も可能です。
はんこプレミアム
はんこプレミアムでは12種類の中から「アタリ」を埋め込むことができます。
「アタリ」の追加料金は一律1,000円となっており、金銭的負担はそこまでありません。
Sirusi
Sirusiでは12種類の中から「アタリ」を埋め込むことができます。
「スワロフスキー」「京都オパール」「ジュエル」から選ぶことができ、印鑑をオシャレに見せるにはピッタリのラインナップ。
追加料金は+1,000円~+3,000円。
今回のおさらい
アタリとは?
- 「アタリ」とは印鑑の上下を記す目印
- 印鑑をまっすぐ押すことができる
- 入れるも入れないも本人次第
実際に「アタリ」を追加して実印を購入した記事はこちら【購入体験】はんこプレミアムで実印を注文してみた!を参考にしてみて下さい。
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【購入体験】はんこプレミアムで実印を注文してみた!
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