実印の定番素材と言えば「黒水牛(くろすいぎゅう)」。
黒光りした見た目からは高級感や品格が漂い、古くから男女問わず人気素材とされています。
今回はそんな「黒水牛(くろすいぎゅう)」の特徴から魅力までを紹介したいと思います。
購入を検討中の方はぜひ参考にしてみて下さい。
【実印】黒水牛の特徴とは?
実印と言えば画像のような黒光りした印鑑を想像する方が多いかと思います。
これが黒水牛と呼ばれる素材です。
黒水牛はその名の通り水牛の角を素材として加工されています。
水牛の角は「アクセサリー」や「ボタン」などにも使われており、私たちにとって馴染みの深い素材と言えます。
黒水牛の特徴とは?
- 黒光りした見た目
- 捺印性と耐久性
- リーズナブルな価格
【黒水牛】黒光りした見た目
黒水牛の魅力と言えば「黒光り」した見た目。
その見栄えから「威厳」「品格」が感じられ、古くから実印の素材として人気があります。
実印の素材は様々ですが、黒水牛は重要な契約や取引の際、人前に出しても堂々とした印象を与えます。
普段「実印」を持ち出す機会はほとんどないかと思いますが、見てくれを気にする方は黒水牛が無難かと思います。
素材選びで迷ったら定番の黒水牛がおススメです。
【黒水牛】捺印性と耐久性
黒水牛は朱肉のノリが良く「捺印性」が優れていると言われています。
実際に黒水牛でハンコを押してみましたが、他の素材と比較してもそこまで優れているとは感じませんでした。
どちらかと言えば「朱肉の付け方、正しい押し方、印鑑マットの使用」に依存するところが大きいかと思います。
ただし三文判のようなプラスチック製の印鑑と比較すると朱肉のノリは格段に違います。
プラスチック製の印鑑は朱肉を弾いてしまいますが、黒水牛のような角・牙系の素材は朱肉が馴染みやすく綺麗な印影を押すことができます。
また、黒水牛は「芯持ち」と呼ばれる牛の角の中心部分が使われており、曲がり、歪み、ヒビ割れが起きにくいとされています。
よほど無理な扱いをしなければ破損等は起きないかと思いますが、一生モノとして末永く使っていくのであれば耐久性が優れたものが好ましいですよね。
【黒水牛】リーズナブルな価格
黒水牛の相場は5,000円前後です。
たかが印鑑に5,000円は正直高いですが、「チタン」や「象牙」、「水晶」などいった稀少価値の高い素材だと数万円~はします。
それら素材と比べると黒水牛はリーズナブルな価格と言えます。
ですから初めて実印を購入する方や安価で無難なやつが欲しい方に人気があります。
また、通販サイトだと5,000円前後が相場ですが、これが実店舗だと価格がさらに高くなります。
これは印鑑専門店でオーダーメイドで作ってもらった黒水牛ですが2万円ほどしました。
実店舗でそれなりに上等な物を購入するとなると、黒水牛でもこのくらいの値段になってしまいます。
同じ黒水牛でもネット通販の方がリーズナブルに購入できることは間違いないです。
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【黒水牛】印鑑のセット販売が安い
実印と銀行印をまとめて購入したいって方にはセット販売がおススメです。
多くの通販サイトでは印鑑の2本セット、3本セットなどのセット販売を行っており、単品で購入するよりも20~30%ほど安く購入することができます。
実際に黒水牛(実印、銀行印)のセット品を購入した記事はこちら【購入体験】ハンコヤドットコムで実印を注文してみた!を参考にしてみて下さい。
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今回のおさらい
黒水牛の特徴
- 黒光りした見た目
- 捺印性と耐久性が優れている
- リーズナブルな価格
実印の王道と言われている「黒水牛」。
大事な契約や取引の際、印鑑ケースから黒光りした黒水牛を取り出すと改めて気持ちが引き締まります。
決して安い買い物ではありませんが、一生モノとして末永く使っていくのであれば落ち着いた色合いモノのが理想です。
素材選びで迷ったら「黒水牛」一択です。