印鑑の素材選びで彩華(さいか)に目星をつけている方もいるのではないでしょうか?
今回は彩華の特徴を画像付きで解説したいと思います。
彩華(さいか)の見た目は?
彩華(さいか)とは樺(かんば)を加工して作られたハンコのことで木材系の素材に分類されます。
印鑑と言えば「象牙」とか「水牛」など飾り気のないイメージですが、「彩華」は綺麗な木目調がオシャレで今の時代にマッチしたデザインに仕上がっています。
印鑑の上下を示す「アタリ」を付けるとこんな感じです。
彩華はどちらと言えば女性に人気の素材ですが、アタリを付けることで更に「女性らしさ」が増します。
契約の際にパッとこんなおしゃれな印鑑が出て来たら好印象を与えることは間違いないでしょう。
画像の天然ジルコン石のアタリは「はんこプレミアム」で追加可能です。
彩華の特徴は?
外観は見るからに「木」って感じですが、実際に触ってみると表面はツルツルしていてプラスチックっぽい硬さがあります。
なんでこんなにプラスチックっぽいのかと言いますと、
素材を「フェノールレジン」と呼ばれる樹脂で高圧加熱処理しているからです。
この特殊加工をすることで
- ひび割れにくい
- 欠けにくい
- 曲がりにくい
といったメリットが生まれます。
木材の欠点を特殊加工によって利点に変えたのがこのプラスチックっぽい硬さの秘密なのです。
簡単に言ってしまえば「素材を樹脂でコーティングして硬くした」という感じでしょうか。
「彩華」は3色から選べる
彩華(さいか)には「茶彩華」と「赤彩華」「黒彩華」の計3色があります。
上記画像の「茶彩華」のほかに、レッドカラーの「赤彩華」、ブラックカラーの「黒彩華」があります。
- 茶彩華=暖かい色味
- 赤彩華=上品な色味
- 黒彩華=高級な色味
木材本来の木目調を活かしつつ、色合いを変えることでそれぞれのイメージを見事に表現していますよね。
彩華は女性に人気の素材ですが、個人的に男性が持っていても違和感がないようにも感じます。
「彩華」の値段や相場は?
彩華の値段は印鑑のサイズや購入場所によって異なります。
通販サイトの場合、15.0mmを基準に考えるとだいたい5,000円前後が相場と言えます。
実印の定番素材と言われている「黒水牛」と比較しても値段的にもさほど変わりません。
もちろんこれよりも安いモノや高いモノは探せばありますので目安としてお考え下さい。
今回のおさらい
彩華(さいか)とは?
- 木材系の素材
- 樹脂でコーティングされプラスチックっぽい硬さがある
- 「茶彩華」「赤彩華」「黒彩華」の3色がある
- 相場は15.0mmで5,000円前後
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