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印鑑登録とは?申請に必要なものはたったの2つです。

印鑑証明書を交付してもらうには「印鑑登録」と呼ばれる作業が必要になります。

でも、

印鑑登録って何?
印鑑登録に必要なものは?

初めて聞いた方からすれば何のことかさっぱり分かりませんよね。

今回は印鑑登録の内容と、申請に必要なものから登録方法を解説したいと思います。

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関連記事≫【購入体験】はんこプレミアムで実印を注文してみた!

印鑑登録とは?

「印鑑登録」とは自分だけ(オリジナル)の印鑑を役所へ登録することです。

印鑑登録された印鑑を「実印」と呼び、1人一本まで登録することができます。

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社会的に信用のある自治体へ印影を登録することで、本人の印鑑であることを公(おおやけ)に立証することができます。

そもそもなぜ印鑑証明書を作るのに印鑑登録が必要なのか?これには理由が2つあります。

  • 本人の印鑑であることを立証するため
  • 印鑑登録証を受け取るため

本人の印鑑であることを立証するため

1つ目の理由として本人の印鑑であることを立証するためです。

例えば「鈴木」と名前が彫られた印鑑があるとします。

この印鑑を鈴木さん本人が押した場合、自(みずか)らの意思で押した印鑑ということになりますよね。

では同じ印鑑を本人以外の誰かが押したとしたらどうでしょう?

使われている印鑑が同じにも関わらず、自らの意思とは関係なく印鑑が押されたことになります。

本人所有の印鑑であっても、本当に本人の意思で押されたのかを証明することは難しいということです。

これでは本人の知らない所で勝手に印鑑が押されるなど、印鑑を使った悪事が横行してしまいます。

そこで必要になってくるのが印鑑証明書です。

印鑑証明書には氏名、生年月日、住所などの個人情報の他に、登録したハンコの印影が記載されています。

印鑑証明書に記されている印影と同一性を取ることができれば、間違いなく本人の印鑑であることが証明されます。

さらに、本人以外では印鑑証明書の交付はできません。

代理人でも印鑑証明書は発行できますが、本人の委任状が必要になります。

ですから実印が押された書類に印鑑証明書を添付することで、間違いなく本人の印鑑であること、本人の意思で押していることが証明されるわけです。

自分だけ(オリジナル)の印鑑を登録することで、なりすましなどの悪用を防ぐことができます。

印鑑登録証を受け取るため

2つ目の理由として印鑑登録証を受け取るためです。

印鑑登録が済むとカードタイプの「印鑑登録証」を受け取ることができます。

このカードには個別に登録された登録番号が記載されており、番号をもとに登録者を特定することができます。

印鑑証明書の申請書に登録番号を記入し、提出することで印鑑証明書を発行してもらうことができます。

印鑑登録証とは言わばIDカードのようなもので、このカードがあることではじめて印鑑証明書を交付してもらえる環境が整うわけです。

印鑑登録証がなければ印鑑証明書が貰えないわけで、そのために印鑑登録が必要になります。

印鑑登録に必要なものは2つ

印鑑登録に必要なものは2つ。

印鑑登録に必要なもの

  • 印鑑(実印)
  • 身分証明書

【必要なもの1】印鑑(実印)

印鑑(実印)用意してください。

印鑑登録に使える印鑑は各自治体の印鑑条例によって決まっており、直径のサイズが8~25mmのモノが一般的です。

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自治体によっては既製品、大量生産されている印鑑(三文判)は禁止されており、カスタムメイドのハンコでなければならないこともあります。

【必要なもの2】身分証明書

身分証明書を用意してください。

身分証明書は運転免許証やパスポートなどの顔写真付きのモノが必要です。

詳しくはお住まいの役所のホームページ等で確認してもらえれば良いかと思います。

役所で申請する

印鑑登録は役所で申請できます。

お住まい(住民登録している)の役所でなければ登録できませんので注意してください。

窓口にて「印鑑登録をしたい」と伝えて下さい。

このとき印鑑証明書も欲しい場合は、「あと印鑑証明書も欲しい」と伝えてもらえれば印鑑登録と印鑑証明書の交付を同時にやってくれます。

すると登録に使う印鑑(実印)と身分証明書の提出を求められるので提出します。

その際、申請書を渡されるので必要事項を記入しこれも提出します。

印鑑登録が完了すると名前を呼ばれるので窓口へ向かいます。

発行手数料を支払い、「印鑑登録証」を受け取って完了になります。

印鑑証明書も同時に頼んだ方はこのとき一緒に貰えます。

印鑑登録は以上になります。

当日に印鑑登録したい

当日に印鑑登録できるパターンは2つ。

  1. 官公署発行の身分証明書がある場合は本人のみ来庁。
  2. 官公署発行の身分証明書がない場合は本人と保証人が来庁。

官公署発行の身分証明書とは運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど顔写真のある身分証明書を指します。

官公署発行の身分証明書があれば本人のみで即日登録が可能です。

官公署発行の身分証明書がない場合は保険証等でも可能ですが、保証人も一緒に来庁しなければ即日登録ができません。

さらに保証人に関しては同じ市区町村内で印鑑登録してある必要があります。

かなりややこしいですが当日に印鑑登録を済ませたい方はこれら条件を満たさなければなりません。

詳しくは各自治体のホームページ等で確認してみて下さい。

印鑑登録までの所要時間は?

私の経験上、印鑑登録のみであれば15分程度で終わりました。

何もトラブルがなければこの位を目安にしてもらえれば良いかと思います。

ただし印鑑証明書も同時に交付してもらう場合は、もう数分ほど掛かります。

詳しくは実際に印鑑証明書を取ってみたので流れを解説してみるを参考にしてみて下さい。

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今回のおさらい

印鑑登録とは?

  • お住まいの役所で登録ができる
  • 本人の印鑑であることを立証すること
  • 登録には印鑑と身分証明書が必要

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